浮気の原因「不足原則」と「自己拡大」とは?
恋人や夫婦が別れる決定的な原因となるのが浮気です。では、なぜ、2人の関係を崩壊させる危険な浮気をしてしまうのでしょうか?その理由が分かれば、対策をすることが可能です。
浮気の原因は生物学的な遺伝子を残すため?
人が浮気をしてしまうのには、生物学的な遺伝子を残す戦略が関係しているとする説があります。
男性は、自分の遺伝子を残すために、不特定多数の女性とセックスをしたがります。
一方、女性の場合は、不特定多数の男性とセックスしたからといって自分の遺伝子を残すチャンスが広がるわけでないので、できるだけ優秀な相手を選ぼうとするのです。
つまり、女性が浮気をするのは、パートナーより優れた遺伝子を手に入れられる可能性がある場合になります。
浮気に走る原因「不足原則」と「自己拡大」とは?
以上のこうした、進化心理学的な傾向以外にも、個々の浮気に関しては様々な理由が考えられます。たとえば、マンネリ化して楽しめない、自分のことを大切に扱わない、浮気相手が優しかったなどです。
こうした理由の多くが「不足原則」と「自己拡大」に関連しているといえます。
「不足原則」というのは、パートナーが優しくない、セックスに応じない、新鮮味がないなど、2人の関係で満たされないものを、浮気相手に求める傾向です。
一方、「自己拡大」とは、浮気相手が、自分の知らなかった側面を評価してくれたり、いつもとは違う体験をさせてくれたりすることです。
浮気への対処方法とは?
浮気の原因は、様々ですが、その多くが「不足原則」と「自己拡大」に関係していると考えられます。
そこで、浮気対策としては、自分に不足している点を補い、相手の良いところを見つけてほめる、新鮮な体験をしたりすること、性的な満足を与えることが大事だといえます。