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秋田県の闇バイト調査

ネット・SNSに溢れる闇バイトとは?

闇バイト」という言葉を聞いたことはありますか?「裏バイト」「闇仕事」なんて呼ばれ方をすることもあるようです。

この闇バイトがきっかけで、知らないうちに犯罪に加担してしまい、応募者が逮捕されるなどの問題が起こっています。皆様が危険に巻き込まれてしまわないように、ここでは改めて「闇バイト」の実態を紹介いたします。

ネット・SNSで募集される闇バイトの実態とは?

闇バイトとは、真っ暗闇の中で働くアルバイトのことではなく、パチンコの打ち子・出会い系サイトのサクラ・口座売買・打ち子など、高報酬と引き換えに違法な仕事をするアルバイトのことをいいます。
闇バイトでも合法なものなら問題ありませんが、違法だと分かっていて行った場合には犯罪者側の人間として、法律で、「詐欺罪」や「業務上横領罪」、「窃盗の共謀共同正犯」などに問われる危険性をはらんでいます。

SNSによる闇バイトの募集

以前までは闇バイトの募集は知人や友人による勧誘が主でしたが、現在はTwitterやInstagramなどSNSインターネット掲示板などによる募集が横行しています。ネットで探せば、簡単に見つけられてしまいます。

特に、摘発された少年らの大半がTwitterを使用しており、検索したい言葉の先頭に「#」を付けるハッシュタグ機能で「#裏バイト」「#受け出し」「#高収入」などと検索し、バイト募集を見つけるケースが多いと言われています。

アポ電強盗 SNS「闇バイト」希望者に接触、勧誘か

東京都江東区東陽のマンションで加藤邦子さん(80)が殺害された事件で、強盗殺人容疑で逮捕された須江拓貴(ひろき)容疑者(22)がSNS(会員制交流サイト)で高額報酬の「闇バイト」の希望者に接触していたことが16日、捜査関係者などへの取材で分かった。

須江容疑者が自身のSNSで、「闇バイト」など高額報酬の仕事を探している複数の人物と接触した形跡があった。

引用:産経新聞ニュース

闇バイトが辞められない理由

軽い気持ちで始めてしまった闇バイトかもしれませんが、一度闇バイトを引き受けてしまったら、なかなか辞めることは出来ません。もちろん、高収入が魅力的だからではありません。それは、闇バイトの募集主が、半グレなど詐欺グループだからです。

応募には身分証明書の提示

応募者とのやり取りは、一定時間が経過すると履歴が消去され、証拠が残らないSNSのアプリ「テレグラム」の使用が使用され、応募には、応募者の「顔写真のついた身分証1枚」が必要になります。加えて、携帯番号・父親・母親の連絡先・住所、全部聞かれます。

そのため、途中でバイトを辞めたいと相談したり、逃げようとすると、「家まで行く」、「ネットに犯罪に加担していた証拠として、身分証などの個人情報を晒す」と脅迫されてしまいます。

警察に相談に行くにしても、結果として、自分が犯罪に関わったことを自供することになります。先にお伝えした通り、お金をもらって犯罪の手助けをした時点で、それは詐欺罪の共犯として罪に問われることになりるからです。

Twitterで“闇バイト”に応募する少年が続出 警察「タップ1秒 悔い一生」と注意

会員制交流サイト(SNS)などで高額報酬をうたい、違法行為に加担させる「闇バイト」に応募する少年らが後を絶たない。

中でも特殊詐欺で現金を引き出したり、キャッシュカードを受け取ったりする「受け子」に応募する少年が多く、摘発されたり、脅されてやめられなくなったりするケースもある。

2019年夏には、闇バイトに応募した少年が不良集団「半グレ」グループに監禁される事件も発生。

高額報酬につられ、軽い気持ちでアルバイトに応募した末に待ち受けるのは、人生がめちゃくちゃになるリスクだ。

引用:ITmedia

ここまでご紹介しました通り、闇バイトに応募することは犯罪に加担する可能性がありますので、軽い気持ちで応募することはお控えください。

また、この闇バイト応募のケースに限らず、身分証明書などの個人が特定されるものを簡単に提示するのは危険です。自分を守るためにも慎重に考え、行動することが大切です。

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