モテる男女だけが持っている能力とは？

符号解読能力とは？

男性にも女性にも、「あの人はいつでもモテている」という人が、あなたの周りにもいませんか？

実は彼らはある能力を持っているのです。

心理学では、言葉以外の表情や仕草、視線などで感情を表すことを符号化といいます。そしてこの符号を読み取る能力を符号解読能力と言います。

私たちは、相手の言外から発せられる符号を無意識のうちに解読しながら、コミュニケーションをとっています。

解読能力が高ければ、気配りのできる人になれますし、符号化の能力が高ければ、言葉にせずに、うまく自分の気持ちを伝えることもできるのです。

一般的に、甘え上手な人は符号化の能力が高いと言われています。

いわゆるモテる男性は、この符号解読能力が高い人たちです。女性が何を求めているのか、どうして欲しいのかをきちんと読み取って提供する能力に長けているのです。

一方で、あげまんと言われている女性達も、高い符号解読能力を持っています。女性があげまんであるには、相手との一体感を強く持つことができ、相手の出世を自分のことのように喜べるというのが前提です。

その上で、男性の短所・長所を読み取って、最適なアドバイスやサポートができるのが、あげまん特徴です。

昔から「女性の勘は鋭い」という言葉がありますが、それは本当のようです。

その理由は、符号解読能力で説明できます。女性の方が男性より符号解読能力が高いという実験結果が出ています。これは、男性に比べて肉体的、社会的に立場が弱いことが関係しています。早く相手の心理を読んで対処しなければ問題が生じるため、この能力が高くなったのです。

加えて、女性の思考方法そのものが、男性より具体的であることも挙げられます。例えば、買い物での金額の計算などは、一般に女性の方が速いのに、数学好きは女性より男性の方が多いのです。

要するに、物事を抽象的に考える能力は男性、具体的な思考能力は女性の方が優れている傾向があります。

相手の言動を上手く解読するには、その手がかりである表情やしぐさの細かい要素に気づく必要があります。

その際、手がかりとなる情報は、できるだけたくさんあったほうが正しい結果が得られやすいのです。つまり、具体的な思考に強い女性の方が有利なのです。

人生相談、占い師、カウンセラー、セラピストなどに女性が多いのも、女性特有の勘の鋭さが関係しているといえます。